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スリランカ育成チームが佐野に訪れ、クリケットを通じて交流

佐野市にクリケットスリランカ育成チーム(U23)が訪れ、佐野市国際クリケット場(SICG)において、男子日本代表と強化試合を開催しました。

イギリス発祥で野球の原型とも言われているクリケットですが、スリランカはインドやパキスタン同様にクリケット強豪国として知られ、過去にはW杯優勝経験もある国です。

今回のスリランカ育成チームの招聘は、昨年10月に開催された男子T20ワールドカップ東アジア予選で優勝し、今年7月に開催される東アジア太平洋予選に出場を果たした男子日本代表の強化を目的としたもので、5月10日(水)から15日(月)まで、12日(金)の休養日を挟んで実施されました。最終日の15日は雨のため試合中止となりましたが、4試合が開催され男子日本代表にとっては貴重な強化試合となりました。

強化試合前日の9日(火)にはSICGでの公式練習の後、歓迎会が開催され、佐野市からは金子市長をはじめ多くの来賓がスリランカ育成チームの佐野来訪を歓迎しました。

スリランカ育成チームは、佐野市滞在2日目の10日午後にSICG東側「むかで退治」の伝説で知られる唐澤山神社に参詣した後、佐野市観光農園「アグリタウン」でイチゴ狩りを体験。「とちおとめ」や「とちあいか」などを堪能。また、滞在3日目の11日夕方には、佐野県立佐野高等学校を訪問し、生徒らと交流。生徒たちにとっても思い出に残る体験となりました。

最終日を翌日に控えた14日(日)には、強化試合の後に交流会が設けられ、両チームでスリランカ舞踊を鑑賞したり、食事を楽しんだり、記念写真を撮ったりと互いの健闘を讃えるとともに、両国のクリケットを通じた交流を今後も深めていこうと誓い合いました。 今回のスリランカ育成チームの来日と強化試合は、スリランカでも注目を集め、スリランカメディアもSICGに取材に来て連日試合結果が現地で放送されるほど。また、試合の開催を聞きつけた日本にいるスリランカ人もSICGに大勢訪れて試合を応援する様子も見られ、SICGは大いに盛り上がりました。

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